紙袋の丈夫な素材について
2017.05.23

デニム

紙袋は単なる梱包資材ではなく、効果的な広告としての役割があります。そして広告としての効果を活かすも殺すも、紙袋のデザインにかかっており、そのデザインの鍵を握るのは、色・柄はもとより紙袋の素材なのです。特にあなたのお店がワインや書籍などの重たいものを扱っているならば、紙袋の素材はデザイン性に優れるばかりではなく、丈夫なものでなければいけません。
紙袋に使われる素材は、ナチュラルな雰囲気が魅力の「クラフト紙」から、高級感のある「コート紙」まで様々。その中で一番丈夫な素材は、コート紙です。
コート紙とは「塗工紙」とも呼ばれる紙で、表面に塗料を塗られています。紙袋で利用される際は「PP加工」が施され、表面にグロスPP加工でツヤや光沢をだしたり、マットPP加工でツヤを消したりして、質感を変えて利用されています。ハイブランドやセレクトショップなどの紙袋として使われることが多いですね。
このコート紙の加工は、高級感や光沢感を出すだけではなく、素材をより丈夫にするための効果もあります。元々コート紙は、他の用紙に比べて厚みがありますが、表面に加工を施すことでより厚く、丈夫な素材となります。だからこそ、万一持ち運びの際に破れて商品を傷つけないよう、高級な商品を扱う業種ほど利用しているわけです。
丈夫な素材コート紙の特徴を、もう少しご紹介しましょう。コート紙は他の素材に比べて印刷の発色がよく、フルカラーデザインや写真の印刷がイメージ通りに綺麗にできます。その為、高い印刷品質や複雑なデザインを紙袋に求める方にもお勧めです。
先にコート紙は他の用紙に比べて厚みがあると書きましたが、クラフト紙の厚みが通常120gであるのに対し、コート紙の通常の厚みは157gです。業者によっては200gの厚みのコート紙を取り扱う会社もありますから、陶器などの重いものを入れたい場合は、相談してみましょう。
そんな丈夫で印刷にも最適なコート紙ですが、デメリットもあります。ひとつ目は、紙の素材自体に光沢があるので、ナチュラルなイメージのお店の紙袋には向かないこと。もう一つのデメリットは、クラフト紙などに比べると、価格が高いこと。厚みがあり表面に特殊加工を施してある分、他の紙よりもコストがかかっているので、価格も高くなるのです。
とは言え、紙袋の丈夫な素材としてはコート紙がお勧めですから、表面の艶をマットPP加工で消したり、デザインを工夫したりして、賢く利用しましょう。そして迷ったら、業者に相談してみましょう。

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